松田聖子 1990~1999


We Are Love/松田聖子(1990)

シングル「We Are Love」の英語バージョンを収録した、90年代最初のオリジナルアルバム。前年のアルバム『Precious Moment』から、全曲の作詞を聖子自身が手がけている。全曲のアレンジを笹路正徳が手がけ、鈴木祥子、上田知華、原田真二らが楽曲提供。オリコン最高位3位。

 



Eternal/松田聖子(1991)

洋楽に聖子自身が日本語の歌詞をつけて歌ったカヴァーアルバム。「Hold On」「Crazy For You」の2曲は英語カヴァー、「Totally In Love With You」のみオリジナル曲。グロリア・エステファンのカヴァー「Here We Are」の聖子のボーカルがとても艶っぽい。オリコン最高位3位。

 



1992 Nouvelle Vague/松田聖子(1992)

松田聖子、セルフプロデュース作品第一弾アルバム。本人出演のドラマ主題歌「きっと、また逢える…」を収録。「あなたのすべてになりたい/Shinin' Shinin'」がアルバムからシングルカットされた。オリコン最高位8位。

 



Sweet Memories'93/松田聖子(1993)

クリスマスシーズン向けの企画アルバムとも呼べる1枚。「SWEET MEMORIES 」「抱いて…」のニューバージョン、ヒットシングル「きっと、また逢える… 」、全米TOP100入りを果たした「The Right Combination」の日本語バージョン等収録。「Twinkle Star, Shining Star」は当時6歳の沙也加とのデュエット。オリコン最高位12位。

 



DIAMOND EXPRESSION/松田聖子(1993)

Madonnaを意識したダンスチューン満載のオリジナルアルバム。本人主演のドラマ主題歌「大切なあなた」が約30万枚のヒットに。「A Touch of Destiny」はアルバムからのシングルカット。オリコン最高位4位。

 



A Time for Love/松田聖子(1993)

全曲、オリジナルによるクリスマスソングアルバム。英語詞は当時恋人と噂されていたバックダンサーのアラン・リード(同時期に、聖子プロデュースでアルバムもリリースしていた)。オリコン最高21位。

 



Glorious Revolution/松田聖子(1994)

1曲目に収録されている「Back for More」が本人出演の、たかの友梨ビューティークリニックのCMソングに起用され話題に。仕事も結婚も子供も恋人もすべて手に入れた貪欲な聖子を、女性ファンが支持するようになり、確実に時代を味方につけ始めた時期の重要なアルバム。オリコン最高位8位。

 



It's Style '95/松田聖子(1995)

前作のアルバム『Glorious Revolution』は10万枚弱の売り上げだったが、本作は25万枚以上を売り上げるヒットに。40万枚の売り上げを記録したシングル「輝いた季節へ旅立とう」やコンサートの定番曲「素敵にOnce Again」を収録。この年、6年ぶりに紅白歌合戦に復帰している。オリコン最高位2位。

 



Vanity Fair/松田聖子(1996)

デビュー以来在籍をした、ソニーからマーキュリーにレコード会社を移籍。「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」が初のミリオンセラーを記録。アルバムも35万枚を売上げ、オリコン最高位2位を記録している。聖子のセルフプロデュースがある意味頂点を迎えた作品。

 



WAS IT THE FUTURE/SEIKO(1996)

1990年の『SEIKO』に続き、全米向けに発売されたアルバム。「Let's Talk About It」「Good For You」はビルボードのダンスチャートにランクインした。本人主演の映画「サロゲート・マザー」の主題歌「I'LL BE THERE FOR YOU」は日本盤のみに収録。国内盤はオリコン最高位12位。

 



Guardian Angel/松田聖子(1996)

ドラマの主題歌「さよならの瞬間」を収録した、クリスマス時期の豪華パッケージによるミニアルバム。「Save The Best For Las」「I'll Never Get Over You Getting Over Me」は英語バージョン、日本語バージョンが両方収録されている。オリコン最高位10位。

 



My Story/松田聖子(1997)

娘の沙也加への愛を歌った「私だけの天使〜Angel〜」を収録したオリジナルアルバム。タイトル通り聖子自身の人生が歌詞に投影されている。「二人の愛のかたち」は離婚をした神田正輝との関係が描かれている。オリコン最高位5位。

 



Sweetest Time/松田聖子(1997)

クリスマスシーズン向けのミニアルバム。CDにはカレンダーの特典が封入されていた。初のMAXIシングル「Gone with the rain」や「あなたに逢いたくて~Missing You~」の英語バージョンを収録。オリコン最高位12位。

 



Forever/松田聖子(1998)

当時のMadonnaを意識し、アコギを抱えながら歌う「Forever」や、先行シングル「恋する想い〜Fall in love〜」を収録。「眠れない夜」は当時のコンサートの人気曲。オリコン最高位12位。

 



永遠の少女/松田聖子(1999)

11年ぶりに作詞に松本隆が参加したオリジナルアルバム。10曲中8曲が松本隆の作品。ドラマの主題歌になった「哀しみのボート」や大村雅朗の遺作となった「櫻の園」等収録。この年は事務所の契約問題等で恒例のコンサートツアーが行われず、ライブハウスツアーを実施している。オリコン最高位24位。

 



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